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10A ノーリバウンド・ダイエット成功ノウハウ
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■ アミノ酸の主な健康効果
アミノ酸はたんぱく質の材料として使われるほか、必要に応じて体のエネルギー源として利用されています。また個々のアミノ酸は、それぞれ特徴のある役割を担っています。
●BCAA(分岐鎖アミノ酸)
分岐鎖アミノ酸(ロイシン・バリン・イソロイシン)は筋肉内で盛んに利用されるアミノ酸ですが、運動時のエネルギー源や筋タンパクの再生に使用されて血漿中の量が減少すると、脳内に取り込まれるアミノ酸のバランスが悪くなり、疲れを生じ、意識レベルの低下、集中力の低下が生じます。そのような状態を軽減するためには、不足したBCAAを摂取して脳内のアミノ酸バランスを改善する必要があります。また、それにより集中力の回復を促すことができると考えられます。
●アルギニンの血中コレステロールへの作用
アルギニンには血中コレステロール値が高い場合の血管へのストレスを緩和する作用があります。また、血中コレステロール値が高い状態では血小板凝集能が上昇し、血栓ができやすくなりますが、アルギニンにより血小板凝集能を改善したとの報告があります。これらのことから、アルギニンによって血流が改善することが期待されます。
●シトルリンの動脈硬化抑制作用
高脂血症のウサギでの実験において、シトルリンによって動脈硬化が抑制されたという報告があります。さらにシトルリンとアルギニンと一緒に摂取することで高い効果が確認されています。
●アミノ酸による血糖値の改善
アルギニンはインスリンの分泌を促進することが一般的に知られています。成長ホルモンやインスリンの分泌量の測定には非グルコース性の分泌促進剤として用いられています。また、アルギニン以外では、ロイシン、ヒスチジンといったアミノ酸の摂取によってインスリンの分泌が活発になることが知られていますが、インスリン分泌効果はアルギニンが最も強いとされています。
血糖値が高めの方にアルギニンを摂取させると、肝臓および末梢組織のインスリン感受性が改善することが報告されています。また、トリペプチドであるグルタチオンは動物モデルにおいて高血糖による腎機能低下や、神経機能低下を抑制したとの報告があります。
●骨に関わるアミノ酸
骨に関わるアミノ酸としては、リジン、アスパラギン酸、アルギニンが挙げられます。リジンには、閉経後の女性のカルシウム吸収促進効果が報告されており、アスパラギン酸カルシウムは、塩化カルシウム、リン酸カルシウム、炭酸カルシウムに比べ、体内利用率が高いことがラットで確認されています。また、アルギニンとリジンの組み合わせにより、ウサギの骨折の直りを早くし、アルギニンでは、ラットへの腹腔内投与によって、骨減少が抑制されることが確認されています。
●脳機能を活性化するアミノ酸
脳機能を活性化するアミノ酸として、アルギニン、グルタミン、GABA(γ-アミノ酪酸)が挙げられます。脳血管性疾患患者がアルギニンを摂取することで、認知機能の低下の改善効果が確認されています。
一方、高齢者では、眠りが浅くなるなどの睡眠障害の悩みも多く聞かれますが、トリプトファンには静脈投与による睡眠障害改善の効果が報告されています。また、GABA(γ-アミノ酪酸)には更年期や初老期の不眠・睡眠障害や神経質・易怒性の改善効果が報告されています。
●免疫賦活作用をもつアミノ酸
我々の身の回りには細菌、ウィルス、エアダスト、花粉、食物などの多くの生体外物質(異物)が満ちあふれており、病原性細菌やウィルスのように生体に害を起こす異物が体内に侵入する可能性もあります。これらに対抗する手段として人間は免疫という生体防御機構を持っています。
この免疫も、老化に伴い機能低下を起こすと言われています。アルギニン、グルタミン、オルニチンには免疫賦活作用が報告されており、免疫賦活作用をもつアミノ酸を摂取することにより免疫力の向上が期待されます。
●ヒスチジンと記憶学習能力
神経伝達物質であるヒスタミンは、記憶学習能力に関連があるといわれています。ヒスタミンは、脳の神経細胞でヒスチジンより作られるので、ヒスチジンの供給はヒスタミンの活動を強めると考えられます。
ヒスチジンの摂取により脳内のヒスタミンの活動が活性化され、記憶学習機能が向上すると言われています。
●筋肉づくりとアミノ酸
筋肉づくりのためには、エネルギー産生を高め、疲労の蓄積を防ぎながら、筋肉量を増加させることが重要です。BCAA(ロイシン、イソロイシン、バリン)、アルギニン、オルニチン、グルタミンには筋肉タンパク代謝の調節作用が報告されています。BCAA摂取による運動後の筋タンパク分解抑制効果や、アルギニン摂取と軽度の運動の併用により、効率よく筋肉を増加させることが明らかとなっています。その他にも、高齢者のアミノ酸摂取による筋萎縮改善効果が多数報告されています。また、オルニチンの摂取により、特別な運動負荷が無い場合にも筋肉量が増加することが示唆されており、運動量が少ない高齢者にとっては有効なアミノ酸のひとつであると考えられます。
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